24~25歳という時期に、結婚する友達が相次いだという経験をした人は多いはず。20代前半で危機感を持ち、早めの婚活をスタートさせてゴールするのが25歳あたりとされています。友達の結婚を横目に、25歳独身という状況を受け入れられるかが、あなたの人生を左右するのです。
20代前半のころは、仕事にもやりがいを感じ友達も増え、一緒に遊んだり恋をしたりと、日々を楽しんだ人が多いと思います。ただ、徐々にまわりが結婚をし始めて、女子会や合コンのお誘いが減ってきているのではないでしょうか。だんだん休日はひとりで買い物に出かけて映画を観てヨガに通って…そして、平日はひたすら仕事に打ち込んで…あっという間に20代後半がやってきます。
覚えておきたいのは、男性から見ると24歳までが「若い」で、以降は「若い」というカテゴリーから外れてしまうということ。合コンで一緒に参加した女子が24歳だったとしましょう。男性陣からは「24歳!若いね~」と称賛の声が挙がりますが、あなたは「25歳か~、若く見えるね!」なんて気遣われちゃうかも。
昔から言われるクリスマスケーキ理論。女性の年齢が24をすぎると、男性からのアプローチが質・量いずれも低下するという例え話です。クリスマスケーキは、12月24日に一番売れます(食べる人が多い)。24日ならケーキは定価でも売れますが、25日になると一気にセールが始まります。時間が経つにつれて、どれだけ値下げしても売れ残ってしまうということから、女性の価値に期限があることを啓蒙する話です。※最終的には28日で投げ売り状態、30日にはタダでいいから持って帰ってくれ、となるとても悲しいお話。
ただ、このクリスマスケーキ理論は時代の流れに合わない表現です。事実、日本の平均結婚年齢は、男性が31.1歳で女性が29.4歳(2014年)となっています。最近では、年越しそば理論(31歳がタイムリミット)や、おせち理論(新年の三が日を32~34歳に例える)などが。ただ、大切なのは晩婚化が進んだとしても、婚活のスタートは早めに越したことがないということ。なぜなら、早ければ早いほど、理想の相手に出会いやすくなるからです。
あなたに質問。「ここ1年で何回告白されましたか?」。1回とでも答えられた人は、ずいぶんマシなほうです。異性との交際に積極性ではない20代が増えてきたせいで、アプローチの数自体が減っています。どのくらい減っているかというと、未婚男性のうち、恋人がいるのは5人に1人という調査結果も出ているほど。おそらく、0回という女性が多いのではと思います。もちろん人によって様々ですが、少なくとも25歳よりも23歳のほうが告白される回数は多いはず。これは、合コンに呼ばれる回数に比例するともいわれています。
ここ1年間で 告白された回数 |
あなたの評価 |
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2回以上 | 素晴らしいモテっぷりです。あなたの愛されオーラは、同世代の平均よりかなり上。何気ないしぐさが男性を惹きつけ、簡単に「その気」にさせているはず。 |
1回 | 1回でも告白されたあなたは、自分が思っているよりずっと魅力的な女性。独身でいるのはもったいなく、すぐに婚活を始めるべきです。 |
0回 | 心配しないでください。大多数が0回なのですから。この後に行動を起こすかが、今後の人生を左右するだけです。 |
女性の大学進学率が高くなり、晩婚化が進んでいます(女性の平均結婚年齢は29.4歳)。国勢調査によると、未婚率(一度も結婚をしたことがない人)は25~29歳で60.3%、30~34歳で34.5% ※平成22年調べ。つまり、30~34歳の30代前半女子は、約3人に1人しか結婚できていないことになります。今後も未婚率は上昇すると考えられていますので、いずれは5人に1人しか結婚できないなんて時代がくるかもしれません。
あなたが20代(29歳)で結婚したいと強く思うなら、すぐにでも婚活を始めなくてはいけません。「29歳で結婚」のシミュレーションをしてみましょう。
年齢 | 達成 イベント |
解説 |
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29歳 | 結婚式&新婚旅行 | おめでとうございます!20代での結婚式が完了したら、SNSなどで友人へのハッピーアピールを忘れずに。 |
28歳 | プロポーズ | 両親への挨拶や知り合いへの連絡、結婚式の準備などがあるため、結婚式をする1年前にはプロポーズを受けなくてはいけません。 |
27~26歳 | 交際期間 (相手の見極め) |
一生を共にする相手かどうか、同棲するなどして見極めます。どんなに良い人でも、生活習慣の違いは致命的。早めの判断が大切です。 |
25歳 | 婚活スタート ※相手探し |
25歳で婚活をスタートさせることが、重要であることが分かります。 |
逆算シミュレーションのとおり、25歳から婚活を始めることが大切です。でも、いま独身のあなたが婚活をするなら、「自分の考える理想をちょっとだけ減らす」努力が必要です。なぜなら、いまの男性はあきらかに結婚しない傾向だから。男性の結婚意思のなかで「いずれ結婚するつもり」は、2005年に87.0%だったものが、2010年には86.3%まで下がってきています。(国立社会保障・人口問題研究所による18~34歳未婚者への調査)
男性が結婚に対して消極的になり、そのうえ25歳にもなれば女性のなかでも男性をめぐる競争が激しくなってきます。もしあなたが20代後半だったら、理想は大幅に妥協しなければいけません。でも、いま25歳であれば少しの変更でOK。例えば…
「身長は175cm以上」→「身長は170cm」
「年収は600万円以上」→「年収は400万円」
「清潔感のあるイケメン」→「清潔感のある人」
20代後半になると、条件の数字を減らすのではなく、条件自体を消去することになります。25歳は、婚活という市場のなかでは、まだまだ貴重な存在なのです。
あなたが本格的に婚活モードに入って、なにかのサービスを利用したとしましょう。その時、たくさんのアプローチがくることに驚くはず。婚活サービスのなかでは、20代というだけでとにかくモテます。女の世界ではターニングポイントといわれる25歳でも、婚活市場のなかでは希少なプレミアチケットなのです。それゆえ、誤った判断をする女性もいます。婚活サービスは、しっかり確認してから活用していきたいもの。そこで、出会いの質が良い婚活方法を選んでみました。
25歳独身女子が活用すべき婚活方法は、とにかく質。短期的に良質な出会いを増やすことができれば、理想の相手との結婚が近づくのは間違いありません。出会いの質を独自のリサーチで計算・数値化してみました。
【計算式】あなたにピッタリの人と出会える確率(a)×婚活サービス利用者の結婚への真剣度(b)=出会いの質
出会いの質を追求すると、やはり結婚相談所が強いです。サービス利用者の100%が結婚を望んでおり、基本的にあなたのプロフィールと希望条件に合わせた人を紹介してくれるからです。初期の料金はかかってきますが、他の婚活方法を何度も繰り返して、けっきょく出会いがつくれないことを考えればコスパ最強といえそうです。2位は婚活パーティー。こちらも真剣度だけを見れば、質は高い方法です。
[特集]20代女性に結婚相談所をすすめる3つの理由と落とし穴